介護施設へ転職を行う際に必須となるのが面接である。その面接に臨むにあたってのポイントととしては、ネガティブな退職理由を述べない、なぜ介護を選んだのかをきちんと伝える、最後の質問を必ず行うという3点が挙げられる。まず、ネガティブな退職理由を述べないという1つ目のポイント。一般的に働いている会社を退職した場合には何かしら不満や都合の悪い事態が起こった場合が多い。そのため、退職理由を聞かれた場合には、上司や同僚と馬が合わなかった、会社のやり方に疑念を持ったなど、以前勤めていた会社を卑下する内容の理由を述べてしまいがちである。しかし、そういったネガティブな話をしてしまうと、面接官は、自社に来たとしても同様の理由で退職するのではないか、不平不満が多い人なのではないかなど、個人の印象を下げる印象を抱いてしまうのだ。なので、退職理由は当たり障りのない家族の都合や、新しい業界にチャレンジしたくなったなど、ポジティブな理由を述べるようにするべきである。
2つ目はなぜ介護を選んだのかをきちんと伝えるという点である。介護職以外でもよく聞かれるの質問ではあるが、多くの職種の中から介護業界を選んだ理由をしっかり明確に伝えることで、面接官に対して自身の熱意が伝わり、後の面接もスムーズに進むのである。3つ目は最後の質問を必ずするという点である。この場合、利用者の平均介護度、介助の流れといった施設に関して聞くと、仕事への意欲が感じられ、評価が上がるケースが多いのだ。これら介護施設での面接のポイントを意識することが転職成功へと繋がるだろう。